公開 2024.06.13 更新 2024.12.10Professional Voice

相続分野で日本一を目指す
堅田 勇気弁護士が考える弁護士の存在意義

インタビュー

『名探偵コナン』をきっかけに、幼少期から法律に興味を持った堅田 勇気弁護士。刑事事件への関心を抱きつつも、幅広い案件に携わりたいとの思いからAuthense法律事務所に入所した。

多様な経験を積み、現在は相続案件を中心に活躍中。依頼者の心情に寄り添いながらも、時には強く意見を伝えることを大切にしている。相続分野のエキスパートとして、日本一を目指す堅田弁護士の挑戦に迫る。

目次
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1.

『名探偵コナン』から始まった弁護士への道

まずは弁護士を志したきっかけから教えてください。

小さい頃、アニメの『名探偵コナン』が好きでして、それぞれの事件が法律的には何罪か、と解説する本が家にあったんです。

小学生の頃だったと思うんですけど、なんか一番楽しいなと思ってて(笑)

学校の勉強よりも、「こういう罪が成立するんだ!」みたいな感じが一番楽しくて。法律って結構面白いな、と興味を持ったんですよね。

高校生の時は、ロースクールに進む前提で大学を決めたいと進路面談で言っていた覚えがあります。

どういう弁護士になりたいか、イメージはありましたか?

大学は刑事政策のゼミに入って、刑務所の見学や少年事件の研究をしていました。就活のタイミングでも刑事事件をやりたいなと思っていました。ただ、刑事専門でやっている事務所への興味はあまりなかったです。

そんな中でなぜAuthenseに入所されたのでしょうか?

いわゆる企業法務みたいな事務所にもあまり興味はなくて。個人間の紛争にも携わりたいと思っていたんですよね。Auhtenseは規模も大きいので、色々な案件をやれる印象を受けていました。

所内の色々な人と関わって飲みにいけそうなところも良かったですね(笑)

インタビュー_堅田 勇気

2.

依頼者の気持ちに寄り添うが、弁護士としての意見は強く伝える

入所されてからはどのような案件に取り組まれてきましたか?

1年間は建物明渡訴訟がメインでした。2年目からは横浜支店に配属になって、主に離婚相続案件に関わってきました。相続の方が6割くらいで、今もそのくらいの割合ですね。

相続案件の特徴はありますか?

遺産分割でのトラブルが多いです。遺産分割協議で話し合いが頓挫してしまい、交渉に入るケースです。あとは相続関係の裁判ですね。

相続案件の面白さ、大変な点があれば伺えますか?

案件を重ねていると、早い段階で道筋が見える時もあります。ただ、早期解決だけが全てではなくて依頼者の心情に寄り添いながら、じっくり時間をかけて、時に戦わないといけない場面もあるんですよね。

お客様に寄り添う、ということを大切にされているのですね。

依頼者の気持ちに寄り添うのは当然なのですが、言いなりにはならないようにしています。我々が介在している価値は、第三者目線でのコンサルティングにあると思っています。

依頼者の言うとおりに動くのであれば、弁護士が間に入る意味がありません。弁護士ならではの視点をしっかりと伝えていかないと、依頼者の利益も損なわれてしまいます。

依頼者と意見ぶつかることもありますが、強く伝えることを心がけています。

そのお考えに至るようなエピソードはあるのでしょうか?

最初の頃はなかなか依頼者に言えなくて、お客さんの希望に寄り添いすぎていたんですよね。話し合いが破綻し、頓挫して相手から訴訟を起こされたことがありました。

当初の話し合いで解決するよりも、和解の金額が大きくなってしまったんです。そういうことが何件もあったと思います。

今も相続案件に注力されているのでしょうか。

相続案件をやっていると税理士、司法書士など他士業の方と繋がる機会が増えていきます。個人的にも交流会に行き始めた繋がりでご相談が増えていますね。

そういった繋がりが増えることで広がりを感じますか?

週3日、4日は他士業の方とご一緒する機会があるのですが、色々な話題が出てくるんですよね。法改正や税務、最近の案件など、話を聞く都度調べるようになって知識の幅が増えています。

インタビュー_堅田 勇気

3.

相続分野で日本一の事務所を目指して

最後に今後のビジョンをお聞かせください。

個人としてはもっと案件を増やしたいですね。業務を効率化してパソコンに向きあう時間を減らし、人と会っていたいのです。

依頼者と会う、裁判所対応をする、他士業の先生方と交流することに時間を費やしたいです。

事務所としてはいかがでしょうか?

相続分野で日本一の事務所にしたいですね。

相続は複雑なのでやらない方も結構いるのですが、案件に関わる人を増やしていきたいです。これまで相続案件を中心にやってきた、という方は少ないかもしれないですが入所いただいてご一緒できたら嬉しいです。

インタビュー_堅田 勇気

Professional Voice

Authense法律事務所
弁護士

堅田 勇気

(神奈川県弁護士会)

一橋大学法学部法律学科卒業。相続を中心に、離婚、不動産法務など、幅広く取り扱う。相続人が30人以上の複雑な案件など、相続に関わる様々な紛争案件の解決実績を持つ。

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